2005年 10月 15日
Fiction
Fiction。

すなわち、ギュメ(引用符)の要請。

果たして、どこから、どこまで、ギュメを付すのか — 常にして事後的に要請されるところの。

《とは言え、これはフィクションではない》—《フィクションではない限りにおいて一つのフィクションである、と?》—《既にして、こうした挙措において》—《そもそもの始めから》—《常に、既に。フィクションであるとは、こうした時間性に入り込むことだ》—《さっきからずっと、私は一つのフィクションを、それがフィクションであるということが常に脅かされているような、そんな一つのフィクションを、書いている》—《そう、書いて、だ。そもそも私が何かを書くとしたら、それはいつもこのような条件の元でしかないであろう》—《だが結局、それは言わでものことなのだ》—《フィクションとしての私、私であるところのフィクション》—《かつてそうであったところの》—《その限りにおいて生き延びるであろうところの》。

だから、こうして、私は、再び、書き始めてしまったのだ、既にして、フィクションを書いている、ということを。云々。いやはや...

by junitchy | 2005-10-15 20:47 | 冗語縷々


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