2005年 09月 28日
風景画
モローの風景画の完璧さを称賛したあとで、ヴァレリーはこう続ける:

[…]だが、たちまちのうちに、それまで一手段でしかなかった自然模写が、芸術の目的そのものになる。《真理》がドグマになる。それから、《印象》がドグマになる。[…] 
(松田浩則訳・平凡社ライブラリー『ヴァレリー・セレクション・下』)


そうなると、この直ぐ先には、写真芸術というものが待ち構えていたということになるだろう。

by junitchy | 2005-09-28 00:27 | 冗語縷々


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