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2010年 10月 02日
"Strawberry Fields Forever" - in Mono
まず、私が聴き馴染んでいたのは"1967-1970"(いわゆる「青盤」)のステレオヴァージョンと、アメリカ編集LP"Magical Mystery Tour"収録のステレオヴァージョン。余談だが、「青盤」収録のヴァージョン(追記:日本盤)では、曲の最後で一旦フェイドアウトしてから再度フェイドインするまでのタイミングが若干長いことで有名。また「Magical…」収録ヴァージョンとは同じステレオでもミックスが若干異なる。

さて今回『モノ・ボックス』で私は初めてこの曲のモノラルミックスを聴いた。

まず曲の出だしで、ステレオミックスではメロトロンのリフが左チャンネル側から聞こえ、それに続くピアノのコードは右チャンネル側にジャーンと入って、ジョンのヴォーカルがセンターに入る。これはこれで聴き慣れてしまうと違和感は感じないし、いかにもサイケデリックな印象すら与えるものだが、ひとたびモノラルミックスで聴いてしまうと、もうだめだ。

モノラルミックスでは、当然ながら、メロトロンとピアノとヴォーカルは不自然に分離してしまわずに、一つの音場の奥行き感の中にあって滑らかに繋がっており、ごく自然に曲が始まる。何故ステレオでわざわざ左右に振ったのだろうかと訝しく思えてしまう。
また、曲の途中(実際には全くの別テイクを編集で繋げているのだが)から入るストリングスやホーンは右チャンネルに入り、リンゴによるかなりエキサイティングなドラムの左チャンネルと完全に分かれてしまうのだが、モノラル版ではこの両者の音響はうまく融合されている。

つまり、各パートのサウンドがバランス良く(このことはモノラルミックスではとても重要だ)まとめられていて、総体として曲の一体感が違うのである。ステレオミックスの音響的作為はかえって曲の印象をぼかしてしまい、せっかくの素晴らしいこの楽曲を単に「サイケデリックな雰囲気」という受容にのみ貶めてしまっているかのようだ。"Strawberry Fields Forever"に関しては、一つのサウンドプロダクションとしてモノラルミックスの方が完成度が高い、というのが私の感じ方だ。

さらにいうと、本国イギリスでは1973年に「青盤」においてステレオヴァージョンが登場するまではシングル盤のモノラルヴァージョンが「現行版」であったわけである(このことは他のシングル盤にも当てはまることが多いようだ)。アメリカ編集LPにはステレオで事後的に収録はされていたが、やはりプライオリティは1967年1月発売のシングル盤にあるだろう。

ここで私は「正統」という言い方をしてみたくなるのだが、この曲に関して言うとそれは、その出自からして、またその音像からして、紛れもなくオリジナルシングル盤で最初に発表されたモノラルミックスヴァージョンなのだ、という気がするのである。
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by junitchy | 2010-10-02 14:01 | 音楽所懐 | Comments(0)
2010年 09月 23日
モノ・ステレオ
ビートルズの最新リマスター盤が発売されて、個々のステレオ盤とモノ・ボックスを一気に入手してから一年が経った。

この間、アルバム単位で聴くばかりではなく、いくつかプレイリストを作成して(例えばモノラルバージョンのみで全曲とか、ステレオバージョンのみで全曲、オリジナルシングル発売順にA面B面曲、ステレオ・モノラルを一緒にして曲名アルファベット順で、等々)それをさらにまたシャッフルしてみたり、思いつくままに飛ばし聞きしてみたり…と、様々に聴いてきたわけだが、そうしてくると、このアルバムはモノラル、この曲はステレオ、というふうに自分なりの好みがはっきりして来る。

ここでは、そんな自分なりの回答というか結論というか、そんなことを書いてみたいと思う。

敢えて言うまでもないことを最初に、付け足りとして書くとすると、これはあくまでも私個人の感じ方ということなので、一般的な捉え方とは相入れないものであるかも知れない。このことを一つのエクスキューズとして、もしくは何らかの口実として、私はこの文章を書き始めてしまったのである。

手始めに、ざっと大枠での(アルバム単位での)見通しを付けておこう。

Please Please Me (1963)
With The Beatles (1963)
は、やはりモノラル。音の迫力が違う。ステレオ版は元々モノラルミックスを作るための2トラック(演奏と歌)を、ほとんどそのまま左右チャンネルに分けて強引にステレオにしている曲が大部分であり、聞きづらい箇所も多い。

A Hard Day's Night (1964)
は、ステレオが良い。1987年版CDを何故モノラルで出すことにしたのかと逆に訝しく思ってしまう。リミッターでギリギリまで詰め込まれた派手なギターサウンドが心地よい。

Beatles For Sale (1964)
は、モノラルも良いが私はステレオが好きだ。1964年発表のこれら2枚は、今回のリマスター発売の恩恵を最も受けていると思う。

Help! (1965)
はステレオ。モノラルは音質があまり良くない。1965年オリジナルステレオミックスと、1987年CD化の際のステレオリミックスとを比べると、気持ち的にはオリジナルの65年版だが、87年版は左右のステレオ定位の調整だけではなく音質も改善されており、聴きやすさでは捨て難い。

Rubber Soul (1965)
は曲によって違うが、全体ではモノラルに軍配。ステレオではこれも65年版と87年版とがあるが、定位がセンター寄りに調整されている87年版よりもむしろ、左右チャンネルが完全に分離しているオリジナル65年版のほうが正統(正当?)だという気がする。

Revolver (1966)
個人的にはステレオが良い。

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (1967)
これは悩ましいが、やはりモノラルは聴きやすい。

Magical Mystery Tour (1967)
モノラル。曲によってはステレオ。

The Beatles (1968)
好みがはっきり分かれるだろうが私はステレオ。

なお、Yellow Submarine(1969)収録曲のオリジナルモノラルミックスが今回モノボックスのMono Mastersにて初めて発表されたが、これらの曲はモノラルが良い。


まあこれらは飽くまでも現時点での評価であり、今後さらに聴き込んでいくと考えが変わるものもあるだろう。
個々の曲についてはまた改めて、少しずつ取り上げてみたいと思う。






 
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by junitchy | 2010-09-23 21:34 | 音楽所懐 | Comments(0)
2009年 10月 11日
09・09・09
ビートルズ・ファンの端くれであることを自認している身としては、やはり今回のリマスター再発盤は当初から気になっていた。さてどうしようか、『モノボックス』だけでも買おうかとか何となく考えていたのは8月頃だったが、9月に入って否が応にも盛り上がってくる雰囲気に流されるかのごとく、結局は発売前にネットショップで予約し、世界同時発売日2009年9月9日の数日後には全CDを入手していたのだった(私が購入したのは『モノボックス』およびステレオ盤全14作品をバラで、いずれも輸入盤)。

考えてみると、レコード・CDを含めてこうして公式盤で全作品を揃えるのは初めてのことだ。そもそも自分がビートルズにハマったのは、1981年頃に誰だったかにもらった「1962-1966」(いわゆる「赤盤」)のカセットテープだった。そして正月のお年玉で「1967-1970」(「青盤」)のカセットを買った。さらに、1982年にNHK-FMで放送されたビートルズデビュー20周年記念の全曲放送番組を当時の安いラジカセでせっせとカセットテープに録音した。それこそ何度となく聴いていたので彼らの曲は全て熟知していたし(何曲かはギターで耳コピーが出来るくらいに)、敢えてレコードで買い直す必要もなかったのだ(まあ実際には国内盤LPを何枚かは買ったが)。

1984年に各国編集盤LPが一斉に廃盤になってUKオリジナルLPに統一されることになったときも買い急ぐことは無かったし、1986年からCDとして順次発売されても、1987年にTechnicsのCDプレーヤーを購入してもらってから"Sgt. Pepper"を買ったくらい。あとは順次少しずつ欲しいと思ったCDを買っていった程度で、特に全作品を買い直そうとは思わなかった。1990年代になって発売された "Live At The BBC" や "Anthology" も欲しいと思わなかった。2002年頃にブートレグ盤のアメリカ編集アルバム紙ジャケットシリーズ(非常に良く出来た複製だった)を何枚か買ったりしていたが、その後、本家キャピトルが同じ嗜好のボックスセットを発売しても、やはり買わなかった。他に、公式CDでは聴けないLP音源の盤起こしブートCDも何枚か買ったが、やはり全作品は揃わなかった。

だが多分、自分も歳を取ったのだろう。今この機会を(つまり、初回限定盤と謳われたモノボックスも含めて、公式音源を最新リマスターで一気に揃えることが出来るこの機会を)逃してしまうと、いつまで経っても自分はビートルズのアルバムを全て入手することはないだろう、と。そのように考えたのだった。そしてこの判断は正しかったと思う。

購入後はまず、モノボックスのアルバムを全部聴いた。オリジナルモノラルミックスでは初めて聴く曲も多く、いろいろと発見もあった。人口に膾炙していると言えるような曲、例えば "Hey Jude" とそのB面 "Revolution" のオリジナルシングル盤のモノラルミックスなどはステレオミックスよりもはるかに迫力がある。一部には「ビートルズはモノラルで聴くのが正当」というモノラル信奉があるが、私の聴いた感じでは、アルバムによって、また曲によって、モノラルが良いもの・ステレオが良いものがあり、どちらか一方には決められない。ただやはり思うのは、モノラル音源も限定盤ではなく通常に入手出来るようにすべきだったということ。一部の人にしか入手出来ないというのは、なんとももったいないことだ。

音と並んでもう一点、モノとステレオとで違うものがある。それはジャケットだ。「モノボックス」では当時のオリジナルLPジャケットを忠実に再現した紙ジャケットとなっているのだが、ステレオ盤のジャケットの写真とは色味がかなり異なる。まずベース色がかなり暖色系で、色味も落ち着いている。1960年代当時のアルバムジャケットは、プレス回数によってかなり色味が異なっていたらしく、どれが本当の色なのかは俄には定めがたいが、今回の紙ジャケットは少なくとも当時の趣をうまく再現しているのではないかという気がして(もちろん私は実物のオリジナルLPを持っていないので断定は出来ないが)自分としては好みだ。反対にステレオ盤では、音と同じようにジャケット写真もクリアに補正しているようだ。

試しに比べて見えるように撮影してみた。上になっているほうがモノラル盤紙ジャケット。

"With The Beatles"
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"Beatles For Sale"
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中学生の頃は、カセットテープで彼らの曲を聴きながら、自分の好きな曲ばかりを集めて編集したテープを作りたいと常々思っていたものだ。古いラジカセ録音のテープでは音が悪く、ダビングもままならなかったから、LPで全部揃えたらいつかは…と。今回、全CDをさっそくMacに(Appleロスレス形式で)取り込んだ。iPhoneにも入れて聴きまくっているので、モノラルヴァージョン・ステレオヴァージョンの違いまで含めて選定した「マイ・ベスト」を作ってみたいと思っている。
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by junitchy | 2009-10-11 23:28 | 音楽所懐 | Comments(2)
2008年 02月 18日
Symphonies
Antonio Bacchelliの『ストラヴィンスキー:ピアノ作品全集』では2枚組CDのラストに収められている「A la memoire de C.A.Debussy (ドビュッシーの思い出に)」は、1920年の『ルヴュ・ミュジカル』誌ドビュッシー追悼号に掲載された小品。そしてこれは、ドビュッシーに捧げられた「Symphonies d'instruments a vent (管楽器のためのシンフォニー集)」の末尾部分に当たる。

おそらくオーケストレーションされる前の原型としてのピアノ譜なのだろうと思われるが、オーケストラ版に比べてこのピアノのための『ドビュッシーの思い出に』はストラヴィンスキーが掴み取ったインスピレーションを純粋に、マラルメの詩の一節を引用して言うなら「その裸形において」伝えてくれているようにすら感じられる。伝統的な和声からすれば「不協和音」なのだが、それらはまさに不協和であることにおいてこの上なく美しく、互いに響き合っている。悲痛であり甘美でもある、ピアノによる静謐なコラール。聴き終えた後、暫しの沈思…。

  *

付記。Bosey & Hawksから現在出版されている楽譜にて確認したところ、雑誌初出時には"Le Tombeau de Claude Debussy(クロードドビュッシーの墓)"と題されていたとのこと。現在出版されている楽譜のタイトルは "FRAGMENT de symphonies pour instruments a vent(管楽器のためのシンフォニー集からの断章)"となっており、Stravinskyによるピアノ編曲版とクレジットされている。
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by junitchy | 2008-02-18 00:12 | 音楽所懐 | Comments(0)
2008年 02月 03日
先週買ったCDなど
先週、久々に立寄った中古CDショップにてCD3枚購入。

Olli Mustonen『プロコフィエフ:束の間の幻影、ヒンデミット:ルードゥス・トナリス』、Antonio Bacchelli『ストラヴィンスキー:ピアノ作品全集』2枚組、そしてFazil Sayのピアノによる『ストラヴィンスキー:春の祭典』。

今までプロコフィエフ(とかラフマニノフとか)は何となく聴かず嫌いのところがあったのだが、今回は『束の間の幻影』という曲名に惹かれて購入。早速聴いてみるとこの小品集は大変魅惑的だ。これは若い頃の作曲のようだが、これ以外のも聴いて見たくなった。ヒンデミットも、ちゃんと聴くのは多分初めてで、『ルードゥス・トナリス(1942)』もざっと聴いただけだがなかなか面白い。ストラヴィンスキーのピアノ曲というのも全く知らなかったので興味があって買ったのだが、まだ聴いていない。

で、問題のFazil Say。多重録音によって連弾版『春の祭典』を一人で演奏している。2000年の発売時にはかなり話題になっていたようだが、私はまったく知らなかった。内部演奏やらプリペアドやらでまあ面白いのだが、これはあくまでもピアノによってオーケストラの響きにどこまで近づけられるか、そのダイナミックをどこまで再現出来るかということにばかりに主眼を置いているような感じがして、純粋にピアノ版『春の祭典』を聴いてみたかった私としては、かえって物足りなくなってしまった。

そこでその翌日、再びCDショップへ行き、ピアノ4手版の『春の祭典』を探した。直ぐには見つからなかったのだが、廉価レーベルNAXOSコーナーにてFrith/Hill『ストラヴィンスキー:4手のための作品集』に収録されているのを発見。そしてついでと言っては何だが、同じコーナーにあったRobert Craft指揮による『3つのギリシャ・バレエ音楽集』(アポロ、アゴン、オルフェウス) と『ミサ・カンタータ・詩篇交響曲・他』もあわせて購入。突然ストラヴィンスキーばかり聴いてみたくなったのだ。それにしてもこうしたマイナーな曲を多くカタログに入れてくれているNAXOSに感謝。

帰宅してさっそく4手版『春の祭典』を聴いたが、はっきり言ってこっちのほうが断然良い。オケ版に引けを取らない。第2部の最初のあたりでは逆にピアノ版のほうが音響的にも優っているように感じる。ちなみに初めて『春の祭典』を聴いたのは高校2年の頃で、何度聴き返したことか。それ以来私自身大好きな曲だ。幾種類かの演奏を聴いていたが、もっと早くこの4手ピアノ版も聴いていれば良かったと思う。『詩篇交響曲』も大好きな曲で、以前どこかで書いたが聴きながら曲に合わせてラテン語の歌詞で歌えるほどだ(笑)。ストラヴィンスキー、ここらでもう一度ハマってみようか。
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by junitchy | 2008-02-03 00:26 | 音楽所懐 | Comments(0)
2007年 07月 23日
舞台裏
昨日7/22がpleyelさんの演奏会本番。
会場到着が若干遅れていたpleyelさん本人に代わり、私のほうで照明進行の細かな事前打ち合わせを行なった。本番では、舞台裏にて持参のMacを広げてデジタル録音しつつ、照明のキュー出しもやっていた。本当は客席で聴いてみたかったが、録音機材からの音声出力をイヤフォンで聴きながら、台本(とモニタ画面)で舞台の進行を確認しつつ、インカムでキューを出す、というのも、面白い体験だったと思う。

構想時点から関わっていてそもそも台本・曲目の原案も自分である程度までは書いていたので内容についてはよく分かっているし、公演に先立っての通し演奏も聴いていたのだが、改めて実際の公演を聴いていて(舞台裏にあってじっくり鑑賞というわけにはいかなかったにせよ)やはり大変感銘を受けた。『源氏』シリーズで朗読とピアノを数年来にわたって演じておられるpleyelさんの、語りとピアノとの間(ま)が絶妙。言葉が途切れたあとを音の断片が継いでいく。余韻、暗示、拡散、はたまた凝縮。全体を通して感情を込めた読みがとても素晴らしく、つい聴き入ってしまった。

特に、第一部の最後で、恋人の死の報せ(平資盛らが壇ノ浦で入水)を受けての右京大夫の絶唱詠四首の朗読に続いて演奏されたラヴェルの「鐘の谷」(ピアノ曲集『鏡』第五曲)のところで、私は思わず目頭が熱くなった(ただし回りに人がいたので我慢した)。また第二部でドビュッシーの悲しく切ない「雪の上の足跡」(前奏曲集第一巻第六曲)の途中では、上を向いてハンカチで目を押さえるほどだった。

今日、録音した音源を通して聴いていたが、またしても、今度は、右京大夫が建礼門院(壇ノ浦で助け上げられて寂光院に隠棲していた)を大原へ訪ねて嘆く場面に続いて弾かれるドビュッシー「沈める寺」(前奏曲集第一巻第十曲)でジーンとしてしまう。もともと好きな曲であるし、この曲は自分が選定したものだったので、場面の感情移入がしやすいということもあるのだろう。

録音音源を編集し、少しでも早く、多くの方へ公開することが出来れば、と思う。
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by junitchy | 2007-07-23 22:45 | 冗語縷々 | Comments(0)
2007年 06月 02日
Liste de lecture : 31 mai 2007
2007/5/31。また久し振りに、今度はモンキーズの曲をシャッフル。

ちなみに、私の「洋楽事始め」みたいなことを書くとすると、彼らを外すわけには行かない。1980年代の初めころ、日本ではモンキーズのリバイバルブームがあった。そのきっかけはモンキーズショウの再放送と、コダック(だったと思う)のテレビCMで「Daydream Believer」が使われたこと。あっという間に火がつき、レコードが次々と再発され、ファンクラブが結成されたり、メンバーが来日したりした。何を隠そう、私はそのリバイバルの時以来のモンキーズファンである。

モンキーズというと、たとえば今でいう「メディアミックス」、つまりテレビショウ放映とレコードとのタイアップで売り出すために作られた架空のバンド、という紋切り型の受け取り方がある。そして実際にその通りなのであるわけだが、だからといって彼らの楽曲を貶める理由には全くならないし、むしろ当時の名だたる作曲家が提供した良質の楽曲を堪能することができるのである(もちろんメンバー自身による曲もある)。最初の2枚のアルバムでは楽器の演奏はほぼ全くやっていないとか、後期のアルバムではメンバーそれぞれが勝手にバックバンドを組んだりして各々で録音した曲を持ち寄っているだけ(実際、メンバー全員が参加して録音したアルバムは1〜2枚くらいしかないだろう)とか、もうそういうのを全部含めて「モンキーズ」なのであり、そんな彼らの曲が好きなのである。

なおRhinoレーベルから出た再発CD(リマスター+ボートラ満載)でほぼ全てのタイトルを揃えたのは2年ほど前で、やはりリバイバル当時にLPレコード(後期2枚を除くアルバム7枚とベスト盤)で持っていたものが馴染み曲が多く、今でも大好きだ。

 *

07:42 - Valleri / The Monkees / The Birds, The Bees & The Monkees

邦題「すてきなバレリ」。TVショウで、マイク・ネスミスによるギターソロの演奏風景がこれ見よがしにアップで映し出されているという場面がある。まるで「ちゃんと本人が演奏してます」と弁明しているようだ。


07:43 - Zilch / The Monkees / Headquarters

ぶつぶつと早口言葉をつぶやく、というジョーク曲。3枚目のアルバム『HEADQUATERS』は、このタイトルに託されたように(headquarters=司令官)、彼ら自身が自分のやりたいように、自分たちで曲を選び、自分たちで演奏して出来上がったバンドサウンドが聴ける唯一のアルバム。演奏のクオリティは決して高くはないが、ガレージ・バンドのような面白さがあり、なによりこの曲のように全体として楽しんでいるような雰囲気が感じられて好盤になっている。


07:46 - Circle Sky / The Monkees / Head

映画『HEAD』のサントラより。マイク・ネスミスのオフマイク的な甲高いボーカルとカッティングギターがカッコいい。


07:48 - Randy Scouse Git / The Monkees / The Monkees Greatest Hits
07:50 - Tear Drop City / The Monkees / Instant Replay
07:53 - Time And Time Again / The Monkees / Changes

メンバー二人になった最後のアルバムより。デイヴィ・ジョーンズが歌うバラード。後期のデイヴィはこういう曲ばかり。近年の「ソフトロック」の再評価などもあって救われている。


07:55 - French Song / The Monkees / The Monkees Present
07:59 - Ticket On A Ferry Ride / The Monkees / Changes
08:02 - I'll Be True To You / The Monkees / The Monkees
08:04 - Long Title: Do I Have To Do This All Over Again / The Monkees / Head

ピーター・トークの数少ないリードボーカルだが、モンキーズの他メンバーは演奏には参加していない。『HEAD』収録曲は良い曲揃いだ。ちなみにこの映画は80年代当時のリバイバルブームに乗り、1981年に劇場公開された。小5の時だったが姉と二人で渋谷の東急まで観に行ったことを覚えている。


08:07 - I Never Thought It Peculiar / The Monkees / Changes
08:10 - Carlisle Wheeling / The Monkees / Missing Links
08:13 - You're So Good To Me / The Monkees / Changes
08:15 - The Poster / The Monkees / The Birds, The Bees & The Monkees
08:17 - The Kind Of Girl I Could Love / The Monkees / More Of The Monkees
08:20 - Love Is Only Sleeping (Prev. unissued alternate mix) / The Monkees / Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd.
08:22 - Sweet Young Thing / The Monkees / The Monkees
08:25 - A Little Bit Me, A Little Bit You / The Monkees / The Monkees Greatest Hits

邦題『恋はちょっぴり』。3枚目のシングルのA面で、B面の『どこかで知った娘』とともに大好きな曲の一つ。


08:29 - Porpoise Song (Theme From "Head") (Single Version) / The Monkees / The Monkees Greatest Hits

『HEAD』のテーマ曲でサイケの名曲。ミッキー・ドレンツのボーカルがこのサイケな雰囲気にとてもよくマッチしている。後半にはイルカの鳴き声も入っている(Porpoiseとはイルカのこと)。この曲は1968年後半にシングルとして出たが売れず、モンキーズ人気の凋落を決定づけた。もちろん個人的には大好き。


08:31 - The Girl I Left Behind Me / The Monkees / Instant Replay
08:34 - Looking For The Good Time / The Monkees / The Monkees Present
08:36 - Mr. Webster / The Monkees / Headquarters
08:38 - Me Without You (Prev. unissued alternate mix) / The Monkees / Instant Replay
08:39 - Happy Birthday To You (Prev. unissued) / The Monkees / Head
08:42 - Acapulco Sun / The Monkees / Changes
08:45 - I Can't Get Her Off My Mind (Prev. unissued early version) / The Monkees / The Monkees

 *

20:19 - Sunny Girlfriend / The Monkees / Headquarters
20:20 - (Theme From) The Monkees (Prev. unissued early version) / The Monkees / The Monkees
20:23 - Words / The Monkees / Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd.
20:26 - Through The Looking Glass (Prev. unissued alternate mix) / The Monkees / Instant Replay
20:28 - If You Have The Time / The Monkees / Missing Links
20:31 - What Am I Doin' Hangin' 'Round? / The Monkees / Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd.
20:34 - Don't Listen To Linda / The Monkees / Instant Replay
20:37 - Hold On Girl / The Monkees / More Of The Monkees
20:39 - Tell Me Love / The Monkees / Changes
20:44 - Auntie's Municipal Court / The Monkees / The Birds, The Bees & The Monkees

モンキーズの全ての曲の中で私が一曲だけあげるとすれば、絶対にこれ。マイク・ネスミスが作曲に加わっている。ややイコライズされたボーカルはミッキー。「カントリー&サイケデリック」とでもいいたいようなレイジーでサイケな雰囲気が最高。このあたり、実はモンキーズはとても時代の先を行っていた、と思う。もっと多くの人に聴いてもらいたい。


20:47 - Words (Single Version) / The Monkees / The Monkees Greatest Hits
20:49 - Mary, Mary / The Monkees / More Of The Monkees
20:52 - All Of Your Toys (Prev. unissued alternate mix) / The Monkees / Headquarters
20:55 - Lady's Baby (Prev. unissued alternate mix) / The Monkees / The Birds, The Bees & The Monkees
20:57 - Nine Times Blue (Prev. unissued demo version) / The Monkees / Headquarters
21:00 - P.O. Box 9847 / The Monkees / The Birds, The Bees & The Monkees
21:03 - Don't Wait For Me / The Monkees / Instant Replay
21:06 - It's Got To Be Love / The Monkees / Changes
21:08 - The Girl I Knew Somewhere / The Monkees / The Monkees Greatest Hits

先ほども書いたが『どこかで知った娘』。マイク・ネスミスの作曲でボーカルはミッキー。この組み合わせは出来の良い曲が多い。この曲ではメンバー全員が録音に参加している。ピーターが弾くトイ・ピアノなども効果的で、この上なくキャッチーな曲。どこかのCMなどで効果的に使われたら、それだけでモンキーズ・ブームが再燃しそうだ。


21:11 - Let's Dance On / The Monkees / The Monkees
21:13 - I'm A Believer / The Monkees / The Monkees Greatest Hits
21:16 - Mary, Mary / The Monkees / The Monkees Greatest Hits
21:18 - Look Out (Here Comes Tomorrow) / The Monkees / More Of The Monkees
21:21 - Take A Giant Step / The Monkees / The Monkees
21:23 - The Day We Fall In Love / The Monkees / More Of The Monkees
21:26 - All Alone In The Dark / The Monkees / Changes
21:29 - Pleasent Valley Sunday / The Monkees / Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd.
21:32 - Laugh / The Monkees / More Of The Monkees
21:34 - Forget That Girl / The Monkees / Headquarters
21:37 - All Of Your Toys / The Monkees / Missing Links

当時のお蔵入り曲。「作られたバンド」「演奏出来ない」という世間一般の評価を打ち消すために、彼らが一時的に「本当のバンド」を目指していたときの曲だった。


 *

モンキーズの曲についてはいろいろと思い入れも多い。彼らの曲で「洋楽」というものにハマり、その後にビートルズを聴くようになった。1982年はビートルズ結成20周年だったので、ラジオで全曲放送などの特集番組をやったりしており、それをテープに録音してずっと聴いていた。あのときからすでに20年経ってしまったとは信じられない気がする。買ってもらったギターで「耳コピー」などしていたのもこの頃。なお、その後中学に入る頃から「全米トップ40」などのラジオ番組を聴いたりして同時代の洋楽を全般に聴き出した。高校時代にプログレを聴き出し、同時にクラシック(や現代音楽)へと手を広げたのだった。
まあこれからも、私の音楽の教科書的な存在として、彼らの曲を飽きることなく聴き続けることになるだろう。
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by junitchy | 2007-06-02 16:34 | iPod playlists | Comments(0)
2007年 06月 02日
Liste de lecture : 29-30 mai 2007
2007/5/29。
久し振りに聴いてみたくなり、Tears For Fearsの曲だけをシャッフル。

ちなみに私が持っている彼らのアルバムは:
 "The Hurting"
 "Songs From The Big Chair"
 "The Seeds Of Love"
 "Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)"
 "Elemental"
 "Raoul And The Kings Of Spain"
 "Saturnine Martial & Lunatic"
の7枚で、重複も含め全78曲。ボーナストラック有りのリマスター盤ではないため、USシングルミックスとかは入っていない。



07:44 - The Way You Are / Tears For Fears / Saturnine Martial & Lunatic

このアルバム「Saturnine Martial & Lunatic」はB面やレアトラックの編集盤。この曲は当時シングルで出たがチャートの上位にあがらず、ベスト盤にも収録されなかったもの。私はリアルタイムで聴いていたのだが、この曲はこのアルバムで聴くまで知らなかった。


07:49 - Fish Out Of Water / Tears For Fears / Elemental
07:53 - Sketches Of Pain / Tears For Fears / Raoul And The Kings Of Spain

1995年に出たこのアルバム「Raoul And The Kings Of Spain」。このタイトルにある「Spain」はもちろん国名なのだが、この語を口に出すたびに、その国を名指しながら、その背後にあって、「pain」(痛み)という語(あるいは「語素」)が、虚ろに響く...。そしてこの曲のタイトルは、「スペインのスケッチ」ではなくて最初から「痛みの素描」だ。グループ名Tears For Fearsからして伺い知れるとおり、彼らが歌う歌詞は、デビュー作の「The Hurting」からこの「Raoul...」まで、傷、痛み、苦しみ、そして特に子供の頃に受けたであろうようなトラウマ、というのが一貫したテーマだったように思う。


07:58 - My Life In The Suicide Ranks / Tears For Fears / Saturnine Martial & Lunatic
08:03 - The Body Wah / Tears For Fears / Saturnine Martial & Lunatic
08:08 - Head Over Heels / Tears For Fears / Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)
08:10 - Broken / Tears For Fears / Songs From The Big Chair

シングルヴァージョンの"Head Over Heels"のあとに"Broken"が続いたのはシャッフルの妙。アルバムでは「Broken」〜「Head Over Heels」〜「Broken(Live)」と続くところだ。そしてこの「Broken」が終わって、次の「Change」へのつながりも面白い。


08:14 - Change / Tears For Fears / Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)
08:20 - Johnny Panic And The Bible Of Dreams / Tears For Fears / Saturnine Martial & Lunatic
08:25 - Don't Drink The Water / Tears For Fears / Raoul And The Kings Of Spain
08:30 - Always In The Past / Tears For Fears / Saturnine Martial & Lunatic
08:34 - New Star / Tears For Fears / Saturnine Martial & Lunatic


19:15 - Elemental / Tears For Fears / Elemental
19:19 - Ideas As Opiates / Tears For Fears / The Hurting
19:22 - Mad World / Tears For Fears / Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)
19:27 - Watch Me Bleed / Tears For Fears / The Hurting
19:31 - Famous Last Words / Tears For Fears / The Seeds Of Love
19:37 - Deja Vu & The Sins Of Science / Tears For Fears / Saturnine Martial & Lunatic
19:44 - Swords And Knives / Tears For Fears / The Seeds Of Love
19:48 - Pale Shelter / Tears For Fears / Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)
19:53 - Break It Down Again / Tears For Fears / Elemental



2007/5/30。前日の続き。

07:46 - Secrets / Tears For Fears / Raoul And The Kings Of Spain
07:54 - Badman's Song / Tears For Fears / The Seeds Of Love

これは彼らの曲の中で、私のフェイバリットの1、2を争う。オリータ・アダムスとの掛け合いのヴォーカル、ジャジーでダウントゥアースなサウンド。曲の長さをまったく感じさせない。何度聴いても飽きさせない。大好きな一曲。


07:59 - I Believe / Tears For Fears / Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)
08:06 - Shout / Tears For Fears / Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)
08:08 - Los Reyes Catolicos / Tears For Fears / Raoul And The Kings Of Spain
08:11 - Dog's A Best Friend's Dog / Tears For Fears / Elemental
08:15 - I Choose You / Tears For Fears / Raoul And The Kings Of Spain
08:19 - Brian Wilson Said / Tears For Fears / Elemental
08:23 - Bloodletting Go / Tears For Fears / Saturnine Martial & Lunatic
08:27 - Humdrum And Humble / Tears For Fears / Raoul And The Kings Of Spain
08:30 - Gas Giants / Tears For Fears / Elemental
08:35 - The Hurting / Tears For Fears / The Hurting

「これは恐ろしい夢なのだろうか?」と歌い出されるデビューアルバムのタイトルトラック。「恐れからくる涙」という名の彼らのコンセプトはここに凝縮されている。


08:39 - Laid So Low (Tears Roll Down) / Tears For Fears / Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)
18:27 - Sorry / Tears For Fears / Raoul And The Kings Of Spain
18:31 - Me And My Big Ideas / Tears For Fears / Raoul And The Kings Of Spain
18:37 - Standing On The Corner Of The Third World / Tears For Fears / The Seeds Of Love
18:41 - Pale Shelter / Tears For Fears / The Hurting
18:45 - Tears Roll Down / Tears For Fears / Saturnine Martial & Lunatic
18:51 - Sowing The Seeds Of Love / Tears For Fears / Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)
18:58 - Woman In Chains / Tears For Fears / Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)
19:02 - Everybody Wants To Rule The World / Tears For Fears / Songs From The Big Chair

大ヒットした曲だが、歌の内容まで知っている人はどのくらいいるだろう。「君の人生へようこそ。もう後戻りは出来ない」と歌い出されるこの歌詞を、当時中学生だった私は、歌詞カードを見ながら一緒に歌い、辞書を片手に訳したりしていたので、今でもよく覚えている。


19:08 - Start Of The Breakdown / Tears For Fears / The Hurting
19:12 - The Marauders / Tears For Fears / Saturnine Martial & Lunatic
19:17 - Mothers Talk / Tears For Fears / Songs From The Big Chair


やはり久し振りにまとめて同じアーティストの曲を聴いてみるのも良いものだ。
ということで、5/31のプレイリストへ続く。
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by junitchy | 2007-06-02 13:48 | iPod playlists | Comments(0)
2007年 05月 17日
Liste de lecture : 17/5/2007
久し振りに、iPodのプレイリスト日記を。

今日はピアノ曲(クラシックおよび現代音楽の)を集めたプレイリスト「Musique de Piano」(全1272曲)をシャッフルにて聴く。
ちなみに約一年前にはこのプレイリストに登録していたのは833曲だった。その後、バルトーク、ヤナーチェク、シベリウスのピアノ作品「全集」や、ショスタコーヴィチのプレリュードとフーガなどを追加した。ピアノ曲をかなりいろいろと聴いてきた一年だった。


07:53 - Scriabin: Piano Sonata No. 10 in C, Op. 70 / John Ogdon, piano / Scriabin: Piano Music
07:56 - Debussy: Images, 1re serie - III. Mouvement / Aldo Ciccolini, piano / Debussy: L'oeuvre pour piano
08:03 - 武満 徹:閉じた瞳 II / 藤井 一興, piano, harpsichord / 武満 徹: 鍵盤作品集成 1950-1992
08:14 - J. S. Bach: Das Wohltemperierte Klavier, Teil II - Prelude & Fugue XVIII, BWV 887 in gis-moll / Sviatoslav Richter, piano / J. S. Bach・Das Wohltemperierte Klavier
08:16 - Sibelius: Six Pieces, Op.94 - 6. Gavotte / Eero Heinonen, piano / Sibelius - Published original works for piano - compelete edition
08:16 - Bartok: Mikrokosmos, BB105(Sz.107), Book III - 68. Hungarian Dance (2 pianos) / Zoltan Kocsis, piano / Bartok: The works for piano solo
08:20 - Chopin: Nocturne, No.5 in F sharp, Op.15 No.2 / Adam Harasiewicz, piano / Chopin: The 21 Nocturnes・The 26 Preludes
08:21 - Scriabin: 4 Preludes, Op.22 No.4 / Andrei Diev, piano / Alexander Scriabin : Preludes for piano solo
08:30 - J. S. Bach: Das Wohltemperierte Klavier, Teil II - Prelude & Fugue IX, BWV 878 in E-dur / Sviatoslav Richter, piano / J. S. Bach・Das Wohltemperierte Klavier
08:34 - Debussy: Suite bergamasque - III. Clair de lune / Jacques Rouvier, piano / Debussy : Complete Piano Works
08:35 - Bartok: Mikrokosmos, BB105(Sz.107), Book II - 44. Contrary Motion (2 pianos) / Zoltan Kocsis, piano / Bartok: The works for piano solo
08:38 - Debussy: Preludes, 1er livre - 7. Anime et tumultueux (...Ce qu'a vu le vent d'Ouest) / Jacques Rouvier, piano / Debussy : Complete Piano Works
08:44 - Debussy: Images oubliees - II. Dans le mouvement d'une sarabande, c'est adire avec une elegance grave et lente, meme un peu vieux portrait, souvenir du Louvre, etc. / Aldo Ciccolini, piano / Debussy: L'oeuvre pour piano


19:38 - Debussy: La plus que lente / Jacques Rouvier, piano / Debussy : Complete Piano Works
19:43 - Chopin: Nocturne, No.13 in C monor, Op.48 No.1 / Adam Harasiewicz, piano / Chopin: The 21 Nocturnes・The 26 Preludes
19:47 - Debussy: Preludes, Livre 1 - N? 7. Ce qu'a vu le vent d'ouest / Aldo Ciccolini, piano / Debussy: L'oeuvre pour piano
19:51 - J. S. Bach: Das Wohltemperierte Klavier, Teil I - Prelude & Fugue VI, BWV 851 in d-moll / Sviatoslav Richter, piano / J. S. Bach・Das Wohltemperierte Klavier
19:58 - Ravel: Miroirs - 4. Alborada del gracioso / Roger Muraro, piano / Ravel: L'oeuvre pour piano
20:00 - Debussy: Preludes, 1er livre - 9. Moderement anime (...La serenade interrompue) / Jacques Rouvier, piano / Debussy : Complete Piano Works
20:03 - Janacek: On an overgrown path I - 9. In tears / Hakon Austbo, piano / Janacek - Piano Works (complete)
20:07 - Faure: Barcarolle No. 10 in A minor, Op. 104, No. 2 / Kathryn Stott, piano / Faure: The Complete Music for Piano
20:08 - Scriabin: 4 Preludes, Op.37 No.4 / Andrei Diev, piano / Alexander Scriabin : Preludes for piano solo
20:13 - Janacek: On an overgrown path, Two rejected pieces - Allegro / Hakon Austbo, piano / Janacek - Piano Works (complete)
20:14 - Bartok: Mikrokosmos, BB105(Sz.107), Book III - 83. Melody with Interruptions / Zoltan Kocsis, piano / Bartok: The works for piano solo
20:15 - Bartok: 6 Roumanian Folk Dances, BB 68, Sz.56 - 1. Stick Dance / Zoltan Kocsis, piano / Bartok: The works for piano solo
20:18 - Janacek: On an overgrown path II - 1. Andante - Un poco piu mosso / Hakon Austbo, piano / Janacek - Piano Works (complete)

そういえば今年の一月には、それまで使っていたSHURE-E3からE4cへグレードアップした。このイヤフォンだからこそクラシックを聴こうと思えるのだ。

それでも今まではクラシック系ではピアノと室内楽のものだけを入れていて、オーケストラものは入れていなかった。E4cならオケの最弱奏からトゥッティ(=全奏。オーケストラの全楽器が鳴っている)までちゃんと聴けるかなと思い、試しにまず、シャルルデュトワ+モントリオール管のドビュッシー『映像』『夜想曲』を取り込んでE4cで聴いてみたが、ダイナミックレンジは十分(まあ外音を遮断しているので弱奏のソロなどもちゃんと聞こえるということだといえばそれまでだが)。もちろん圧縮した時点で音質は(特にアタック部分などで)如実に悪くになっているが(ちなみに自分はクラシック系についてはAAC320kbpsでエンコードしている)、かといって非圧縮で入れていては容量が追いつかないので、これは割り切ることにする。

これから私の大好きなストラヴィンスキーの『管弦楽のためのシンフォニー』や『詩編交響曲』とか、バルトークの『弦打チェ』(=弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽)なんかも入れてみよう。
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by junitchy | 2007-05-17 23:28 | iPod playlists | Comments(0)
2007年 01月 09日
Liste de lecture - desoeuvree
今朝の通勤電車はいつになく混雑していた。iPodは取り出さず、バッグの中にしまっておいたのだが、「HOLD」スイッチを入れ忘れていたようだ。周りに押されるうちに、バッグの中で再生を始めてしまっていたのだった。それも、帰りの電車内で使おうと思って取り出して気が付くまで、朝の8時から夕方7時まで11時間もぶっ通しで、ずうっと。

全曲をシャッフルで。誰にも聴かれることなく。ただ無為に。

というわけで、そのせめてもの報いに(笑)、ここにそのリストをアップしておこう。

08:05 - I Feel Free / Cream
08:09 - There Must Be Someone (I Can Turn To) / The Byrds
08:11 - Ravel: Menuet sur le nom d'Haydn / Jean-Philippe Collard, piano
08:13 - Get Away / The Turtles
08:17 - Find Your Way / Repercussions
08:19 - Wait / The Beatles
08:23 - Promises, Promises / Naked Eyes
08:24 - (Theme From) The Monkees (Prev. unissued early version) / The Monkees
08:28 - Looking Over My Shoulder / 'Til Tuesday
08:32 - The Bends / Radiohead
08:35 - Up-Up And Away / The 5th Dimension
08:41 - Take Me Home / Phil Collins
08:43 - Sweet Young Thing / The Monkees
08:47 - Is She Really Going Out With Him? / Joe Jackson
08:50 - Get Back / The Beatles
08:54 - Feelin' Alright / Traffic
08:57 - Good Time Boy / Buffalo Springfield
08:59 - Unfree Child [mono single mix]† / West Coast Pop Art Experimental Band
09:02 - The Hexhamshire Lass / Fairport Convention
09:06 - Fragile / Sting
09:10 - Come On In My Kitchen / Steve Miller Band
09:15 - Sea Of Joy / Blind Faith
09:20 - Wake Up / Alanis Morissette
09:25 - I Like To (Live) / Men At Work
09:27 - Promised Land / The Style Council
09:31 - Spin, Spin, Spin / H.P. Lovecraft
09:36 - Heaven Beside You / Alice In Chains
09:39 - Jungle Love / Steve Miller Band
09:41 - Satie: Croquis Et Agaceries D'un Gros Bonhomme En Bois - Espanana (Sorte de Valse) / Aldo Ciccolini, piano
09:45 - Out Of The Void / Primal Scream
09:49 - Woodstock / Matthews Southern Comfort
09:54 - Cage: Sonatas & Interludes for prepared piano - Sonata XIII / Gerard Fremy, piano
09:57 - We're Going Wrong / Cream
10:00 - Can't Stand Losing You / The Police
10:03 - Butcher's Tale (Western Front 1914) / The Zombies
10:08 - As The World Rises And Falls / West Coast Pop Art Experimental Band
10:11 - Chains / The Beatles
10:18 - Bounce Right Back (Cause + Effect Mix) / Howard Jones
10:24 - Leg / Arzachel
10:28 - Faure: Barcarolle No. 9 in A minor, Op. 101 / Kathryn Stott, piano
10:37 - Une Nuit A Paris / 10cc
10:40 - Best Imitation Of Myself / Ben Folds Five
10:42 - (Tell Me) Have You Ever Seen Me / Small Faces
10:47 - Debussy: Sonate pour flute, alte et harpe - 3. Final / Aurele Nicolet, flute, Nobuko Imai, viola, Naoko Yoshino, harpe
10:52 - Johnny On The Monorail / Buggles
10:55 - She Smiled Sweetly / The Rolling Stones
10:59 - I'll Keep Holding On / The Action
11:06 - You Can't Always Get What You Want / The Rolling Stones
11:09 - Debussy: Etudes, 2e Livre - I. Pour les degres chromatiques / Aldo Ciccolini, piano
11:13 - Thirty-Three / The Smashing Pumpkins
11:16 - Crown Of Creation / Jefferson Airplane
11:20 - Horizontal Departure / Robert Plant
11:24 - Revolution / Tomorrow
11:29 - Hide & Seek / Howard Jones
11:32 - Driving Nowhere / Paul Weller
11:36 - Everything I Wanted / Bangles
11:38 - Old Folks At Home/Ol' Man River / The Beach Boys
11:46 - River Deep, Mountain High / Eric Burdon And The Animals
11:49 - Away From Home / Klark Kent
11:51 - No Safety Zone / Ry Cooder
11:55 - Stand Or Fall (Live) / The Fixx
11:58 - Bullet Proof..I Wish I Was / Radiohead
11:59 - Psyche Soap / The Electric Flag
12:05 - Debussy: Danse (tarentelle styrienne) / Aldo Ciccolini, piano
12:12 - I've Got To Reach You / The Bubble Puppy
12:19 - Steam / Peter Gabriel
12:22 - Lazy Sunday / Small Faces
12:25 - Don't Bring Me Down / The Animals
12:29 - Suffer The Children / Tears For Fears
12:32 - We've Gotta Get Out Of This Place / The Animals
12:35 - While I Cry / The Monkees
12:39 - Epilogue (Nothing 'Bout Me) / Sting
12:39 - Bright Noise / The Art Of Noise
12:42 - Good Times / Eric Burdon And The Animals
12:44 - A Small Setback To A Great Comeback / Her Space Holiday
12:49 - Triad / Jefferson Airplane
12:54 - Climbing Up The Walls / Radiohead
12:57 - Stoned Love / The Supremes
13:00 - Strong Enough / Sheryl Crow
13:04 - What's So Bad About Feeling Good? / Wang Chung
13:09 - All She Wants Is / Duran Duran
13:13 - Washing Of The Water / Peter Gabriel
13:17 - Tell Me / Boston
13:21 - Special Care / Buffalo Springfield
13:24 - Take Me For A Little While / Vanilla Fudge
13:25 - Moussorgsky: Tableaux d'une exposition - Promenade / Valery Afanassiev, piano
13:28 - Satie: Cinq Nocturnes IV / Aldo Ciccolini, piano
13:30 - All I Really Want To Do (single version) / The Byrds
13:31 - Bartok: Mikrokosmos, BB105(Sz.107), Book II - 45. Meditation / Zoltan Kocsis, piano
13:34 - Be With Me / The Beach Boys
13:36 - Can't Buy Me Love / The Beatles
13:41 - Goin' Down (Prev. unissued alternate mix) / The Monkees
13:44 - Smiling Phases / Traffic
13:46 - If You Have The Time / The Monkees
13:48 - Scriabin: 5 Preludes, Op. 74 - II. Tres lent, contemplatif / John Ogdon, piano
13:49 - Scriabin: 24 Preludes, Op.11 No.12 / Andrei Diev, piano
13:52 - Live With Me / The Rolling Stones
13:55 - Sitting By The Riverside / The Kinks
13:57 - Go Where You Wanna Go / The Mamas & The Papas
14:01 - Don't You Want Me (Snap 7" Remix) / The Human League
14:06 - Stay (Faraway, So Close!) / U2
14:10 - On The Run / Pink Floyd
14:15 - Tired Of You / Foo Fighters
14:20 - Confusion / New Order
14:22 - Wanderin' Kind / The Turtles
14:25 - Green Circles (slow version) / Small Faces
14:29 - See See Rider / Eric Burdon And The Animals
14:31 - Turn On A Friend (To The Good Life) / The Peanut Butter Conspiracy
14:35 - Man On The Corner / Genesis
14:37 - As Kind As Summer / West Coast Pop Art Experimental Band
14:38 - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) / The Beatles
14:39 - Bartok: Mikrokosmos, BB105(Sz.107), Book III - 76. In Three Parts / Zoltan Kocsis, piano
14:42 - San Francisco (Be Sure To Wear) / Scott McKenzie
14:44 - Overseas Stomp (The Lindy) / Grateful Dead
14:47 - Pegasus / The Hollies
14:49 - Bartok: Mikrokosmos, BB105(Sz.107), Book VI - 147. March / Zoltan Kocsis, piano
14:51 - I've Been Wrong Before / H.P. Lovecraft
14:56 - Debussy: Images, 2e serie - III. Poissons d'or / Aldo Ciccolini, piano
14:57 - A Is To B As B Is To C / Boards Of Canada
15:00 - In My Life / The Beatles
15:02 - Out In The Street / The Who
15:07 - Soul Kiss / Joe Jackson
15:11 - Some Kinda Love / The Velvet Underground
15:19 - The Daily Planet / Mark Hollis
15:23 - Keepin It All / Repercussions
15:29 - Something The Boy Said / Sting
15:32 - Then The Heartaches Begin / The Hollies
15:34 - Faure: Dolly, Op. 56 - Le pas espagnol / Kathryn Stott, Martin Roscoe, piano
15:37 - The Night They Drove Old Dixie Down / The Band
15:42 - Conditioning / Howard Jones
15:50 - On The Dunes / Donald Fagen
15:52 - It Won't Be Long / The Beatles
15:55 - 武満 徹:遮られない休息 - 2. Quality and with a cruel reverberation / 藤井 一興, piano, harpsichord
16:02 - Lay Your Hands On Me (U.S. Remix) / Thompson Twins
16:05 - In My Place / Coldplay
16:08 - Headstart For happiness / The Style Council
16:11 - The Days Of Pealy Spencer / David McWilliams
16:13 - Like The Seasons / The Turtles
16:20 - Midnight Rambler / The Rolling Stones
16:22 - Play With Fire / The Rolling Stones
16:26 - That Was Then, This Is Now / Micky Dolenz & Peter Tork (of The Monkees)
16:30 - Again / The James Gang
16:34 - Green Eyes / Coldplay
16:38 - Pearls / Sade
16:41 - Take Me I'm Yours / Squeeze
16:44 - Pillow Time / The Monkees
16:45 - Scriabin: 4 Preludes, Op.37 No.2 / Andrei Diev, piano
16:51 - New Frontier / Donald Fagen
16:54 - You Won't Be Happy / The Beat
16:59 - Beyond The Blue Horizon / Michael Nesmith & The First National Band
17:06 - The White Ship / H.P. Lovecraft
17:07 - Start / Peter Gabriel
17:12 - Message In A Bottle / The Police
17:15 - Mary, Mary / The Monkees
17:19 - As Long As You Follow / Fleetwood Mac
17:22 - Huckleberry Grove / Ocean Colour Scene
17:25 - Tulsa County (alternate version) [†] / The Byrds
17:34 - Hey Frederick / Jefferson Airplane
17:39 - The Dawnreader / Joni Mitchell
17:43 - The Same One / Gene Clark
17:47 - All Or None / Pearl Jam
17:51 - Beginning / The Bubble Puppy
17:57 - Ravel: Pavane pour une infante defunte / Roger Muraro, piano
18:00 - Walk On / Neil Young
18:08 - Farewell Fire / Boards Of Canada
18:12 - Never Forget / Fleetwood Mac
18:14 - C.T.A.-102 / The Byrds
18:17 - Musty Dusty / Sagittarius
18:20 - Here Comes The Night / The Beach Boys
18:22 - Scriabin: 5 Preludes, Op.15 No.3 / Andrei Diev, piano
18:24 - 崖の上 / 永井 サク
18:27 - Battle Of Who Could Care Less / Ben Folds Five
18:31 - Sugar Magnolia / Grateful Dead
18:35 - The Ox / The Who
18:38 - How Do You Feel / Jefferson Airplane
18:41 - The Door Into Summer (Prev. unissued alternate mix) / The Monkees
18:45 - Chicken Wire Lady / The Blues Magoos

このリストを仕事中ずっと聴いていられたら、どんなにか良かったことか。正月休み明け+三連休明けの、だるい、終日(ひねもす)。
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by junitchy | 2007-01-09 20:45 | iPod playlists | Comments(0)