2012年 05月 03日
NEX-5N 所感
SONY α NEX-5Nを購入して4ヶ月が経ち、かなり操作にも慣れてきた。


撮影カットは現在までに1500枚ほど。36枚撮りフィルム換算で40本程度だから(今どきこんな換算をする人はいないだろう…)それほど多いとも言えないが、近年の私の撮影頻度からするとほとんど一年分の撮影枚数に匹敵する。

純正の交換レンズは購入せず、マウントアダプターを介してCONTAX G用レンズおよびCONTAX一眼レフ用(ヤシカ・コンタックス=YC用)レンズを使っている。

当初はG用レンズ5本をメインで使うつもりでいたが、使いやすさの点でYC用レンズを持ち出すことが多くなった。現有のYCレンズでは広角系のラインナップが少なかったので、ディスタゴン18mmF4と35mmF2.8を追加購入。さらについ先日、28mmF2.8も購入してしまった。


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"5N + CONTAX G LENSES"


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"5N + CONTAX LENSES"
(※2枚とも:LEICA D-LUX 4 (RAW) + Capture One 4.8 + Photoshop CS5)


フォーカス(ピント合わせ)は当然マニュアル。シビアなピント合わせでは拡大表示機能を使うことでそれなりに対処出来るが、さすがに背面液晶画面だけでは無理があるので、別売りの電子ビューファインダー(EVF)を導入した。これにより、ピントの精度はかなり向上した。低いアングルから見上げるような構図などの撮影もしやすくなるので、重宝している。

また、CONTAXカメラでは「絞り優先オート」で、露出補正(被写体により、また自分なりの表現志向=嗜好によって、プラス側またはマイナス側へ補正する)と組み合わせて撮っていたが、NEX-5NとCONTAXレンズの場合は、これも当然ながら、露出制御(絞り値とシャッタースピードの設定)は完全マニュアルとなる。ただし違うのは、リアルタイムでその結果を液晶画面やファインダーで確認出来ることだ。

もちろん、コンパクトデジカメでも液晶で見れるのは同じなのだが、5NではEVFを使用することで使い勝手は非常に向上する。EVFを覗いたまま、レンズ側で絞りを(左手で)設定しながらピントを合わせ、カメラ側でシャッタースピードを(右手で)合わせるので、撮影操作が素早く出来る。シャッターのレスポンスも良く、総じて非常に使い勝手が良い。


このライブビューのお陰で、今までならばある程度は「勘」に頼っていた部分を、ファインダー上の実画像でリアルタイムに確認しながら撮影出来るので、例えばカメラの露出計では「2段以上の露出オーバー」といったような思い切った露出も、躊躇無く設定出来る。

一例を挙げると(これは極端な例だが)・・・
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2012/2/11 府中・郷土の森にて
NEX-5N + CONTAX Makro-Planar 2,8/60mm + Lightroom 3

この日は曇天で、特にこれを撮っていたときは既に夕方近くなっていたので、花に露出を合わせるだけでは暗い。更に、この時はまだEVFを持っておらず、マクロレンズでの厳密なピント合わせに難儀していたので、被写界深度を稼ぐために絞り気味にしたいのだが、そうすると背景がうるさくなる。そこで思い切って露出オーバーにして、背景を出来るだけ飛ばしてしまおうと思ったわけだ。
(絞りはたしかF8かF11、シャッターは1/250秒、ISO1600に設定)

ついでに、「露出オーバー」気味で撮った写真をいくつかアップしてみよう:

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2012/2/11 府中・郷土の森にて
NEX-5N + CONTAX Distagon 2,8/35mm + Lightroom 3


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2012/3/25 鎌倉・東慶寺にて
NEX-5N + CONTAX Planar 1,4/50mm + Lightroom 3


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2012/4/29 茨城・ひたち海浜公園にて
NEX-5N + CONTAX Makro-Planar 2,8/60mm + Lightroom 3


ちなみに、3枚目のネモフィラは実際に順光で見るともっとブルーが鮮やかなのだが、薄曇りの空の青に同化させたいと思って、下から見上げるようにして露出オーバー気味で撮影したもの。花びらと空とが、うまくつながったと思う。


今年はこれから、NEX-5NとCONTAXレンズを持って、あちこちに花々や樹木の撮影に行きたいと思っている。




  
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by junitchy | 2012-05-03 14:36 | 写真折節 | Comments(2)
Commented by pleyel at 2012-05-04 08:04 x
カメラ会社も嫉妬するようなカメラ愛がにじみでていますねえ。
Commented by junitchy at 2012-05-04 10:05
ありがとうございます。
やはり自分の意に応えてくれる機材には、愛着がわきますね。


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